逆転裁判4

2007年4月12日カプコンよりニンテンドーDSソフトとして\5040で発売

◆大変面白かった人のレビュー◆

3で終わったと思ってた成歩堂シリーズは,まだ終わってなかったんですね。最後は圧巻です。傑作です。なんで今まで遊ばなかったのか。我ながら不思議。もっと早くに出会ってたかった。え~と。120文字も書けないよ。難しいことをさせますな。これで120文字埋まったかな。

□mm_bomb/34歳/男性□

GBA版の逆転裁判1~3では出来なかった、DS版の機能を生かした「カガク捜査」がとても面白かった。そのカガク捜査も数種類あるので、1つ1つは単純作業だが、飽きずに行えた。また、ボリューム感もあり、満足出来る内容だった。ただ、シリーズファンには「お馴染のキャラ」がほとんど登場しないというところは、非常に残念に思った。やはりシリーズファンを喜ばせてくれるような作りが欲しかった。お馴染キャラが出ないと寂しい...と思う理由がもう1つある。今回の4のキャラは、どのキャラも今までのシリーズに出てくるキャラほど「強いインパクトのあるキャラが少ない(ほとんどいない)」からだ。ぜひ次回作では、シリーズお馴染キャラの登場と、インパクトのあるキャラの登場を期待したい。

□らんらん/39歳/女性□

◆面白かった人のレビュー◆

ネタバレあり。

今回逆転裁判シリーズ4作目ということでプレイしました。率直な感想としては、ゲームとしてはまあまあ楽しめました。しかし「逆転裁判」の名を冠するには今作は少々不出来すぎました。

まず初っ端から、3までのイメージを吹き飛ばすかのようなやつれたナルホド君。あれはないでしょう。頭を整理するのにかなりの時間を要しました(最終的には、3での大学生ナルホド君も弁護士ナルホド君とは結構別人みたいだったし…と無理矢理納得)。そして新主人公オドロキ君の初めての法廷を見事に乗っ取り解決してしまうナルホド。プレイヤーはオドロキなんじゃ!つまり俺がオドロキなんじゃ!俺に解決させろや!と言いたくなります。今作の一番のダメな点はまさにここです。逆転裁判シリーズの醍醐味であった、自分の力で裁判をひっくり返し、自分のロジック、力で勝訴をもぎ取り依頼人を助ける!というカタルシスを得られなくなったことです。その要因として、新システム「見抜く」の登場や、ガリュウ検事の存在が挙げられます。

まず「みぬく」について。ありゃナンだ。「あなたは今ツバを飲みましたね!動揺している!」って…そんなの「何のこと?」とトボけられたらオシマイでしょう。探偵パートで話を聞き出すためなら前作でもサイコロックなんてものがありましたからまあありでしょう。それを法廷パートでやっちゃったからもう最悪。

そしてガリュウ検事。奴のせいで、こっちは勝った気がしません。最初から「蘇る逆転」のミツルギ並にこちらに協力的です。仮にもこのシリーズにおいて検事は敵役なのだから、こちらに助言してきたりイヤに物わかりが良かったりではダメでしょう。まあ最終話あたりで、心境の変化としてちょっと助け船を出すとかならわかります。しかし、このシリーズにおいてナルホドや検事が苦悩してたどり着くところに奴は初めっからいます。なんだかどんなに頑張っても奴の掌で踊らされてるような気しかしません。

極めつけは最終話。「裁判員制度」なんて導入してしまったら、このゲームはもうオシマイでしょう。確実な事実と証拠、完璧なロジックで証人を追いつめ、無罪判決をもぎとるというのがこのシリーズの醍醐味であったはずなのに。「逆転裁判」の根幹を揺るがすことをどうしてこんなに平気でできるのか理解に苦しみます。これでは確実な証拠なんぞに頼らなくとも傍から見てそいつが犯人っぽけりゃいいということになってしまう。最悪。最終話では、ナルホドの時間旅行は前座で、法廷パートでは新しい事実がどんどん出てきて、二転三転する展開に、絶望的な状況の中オドロキの逆転の発想と完璧なロジックで見事犯人を打ち負かし大団円…という期待は見事に裏切られ。法廷パートでは一波乱もない。ほとんどめんどくさい話を聞きまくる探偵パートのみ。時間旅行で得た情報だけでちょこっと裁判して最後は裁判員のいわゆる「チート」で勝利。こりゃないよ。ちょっとうれしかったのが、1のBGMが聴けたことくらいかな…。

シナリオに関しては、第3話はそれなりに楽しめました。

あと細かいことを言うなら、依頼人を助けたいと思えないことかな。少しでも助けたいと思えるのは最後のまことさんくらい。あんなアホなチンピラやグラサン少年はどうでもいい。あと、どういうわけで証拠のねつ造でバッヂを取り上げられた元弁護士が裁判員制度の責任者なんてやってるんですかね(笑)

□花水タレス/20歳/男性□

シリーズの大ファンなので購入。相変わらずキャラ立ちしたゲームだなぁ、と思いつつプレイ。今回から新章開廷との事で、主役も交代。先代よりも更に頼りない感じ…と思ったら特殊スキル持ちでした。もう既にそういったキャラが出ているのに主役がそういうの持つのはどうなの…というのが正直な気持ち。でもみぬきちゃんが可愛いから全て許す。真宵ちゃんより可愛いからオールオッケーです。前作までのキャラも結構出てくるので、バトン的な作品?オバ…思わぬ前キャラにも出会えてちょっぴりほっこりできます。

□斎/28歳/女性□

前作シリーズと比べると不満な点が多く残った。まず前作の主人公・成歩堂の存在感がありすぎて、主人公の影がうすく感じた。全体的にボリューム不足だし、魅力的に感じる登場キャラは少なかった。一番納得がいかなかったのは、過去と現在を行き来する4章の新システム。現在の証拠品を過去で使うことに違和感が…。いろいろと気になる部分はあったが、それでもかなり楽しめた。奇想天外な事件ばかりなので、真相を知りたくてどんどん進めたくなる。矛盾を見つけることで謎を一つ一つ解き明かしていく楽しさは、他のゲームでは味わえないものだ。

□レネ/22歳/女性□

◆普通だった人のレビュー◆

今クリアしました。(っていうか何時の間にプレイ?)忘れない内にコメントなんですが。ウーンどうでしょう(1,2,3クリア済み)まずテキスト。多い。ずっと読んでるよ見たいな。「ココこそ証拠品で待った!って突っ込みたいのにー!」てな事が多々あり。その分追い詰める部分も全体的に減っているような。ストーリー。正直無茶。トリックが「?」なのは相変わらずですが、これはチョット。特に最後の○○と○○は実は・・・コレを100歩譲るとして最後の最後に判明する□□。別に必要なかったのでは?システム。今回の「見抜く」それ自体は面白かったんですが、必要な時しか腕輪が光らず、「今使ってね」感が丸分かりなのはチョット・・・「揺さ振る」や「付き付ける」と意味合い的には違いがなく、新鮮味はあまりないような(そういう意味ではサイコロックも同意)後、4章のメインシステム?証拠品が△△を□えて使えるのは正直引いた。まあ彼が最初に○ー○ですとは言うけれどそれ事態おかしい様な。でも彼が使えたのは良かった、付き合い長いしねー前回とのギャップありすぎですけど全体。魅力のキャラが少ない。なんかこう、スッゲーありえヘン見たいなキャラは影を潜めた感じ。想像の域を出ないんでんなぁ、登場種も少ないし。といいながらも結局面白かった。もうちょっとシナリオ長かったらねぇ・・・あとナルホド君に意義あり!「君は天才かぁっっっ」このシリーズ大好きなだけにあえて辛口な意見となりました。

□akasa/34歳/男性□

過去のシリーズを全てプレイした上で本作をプレイしました。1話こそ犯人が読めませんでしたが、その後の話は予想がつきやすく、以前までの作品の「大逆転」が起こる爽快感をいまひとつ感じられませんでした。霊媒をなくして、科学捜査を前面に出したことは賛否あると思います。前作にあった「サイコロック」は登場人物の心理状況が分かって良かったのですが、本作ではほんの少しだけしか登場しません。変わりに「見抜き」システムがありますが、これは単純に変化を探す「作業」になってしまっていて、今ひとつしっくりきませんでした。少し辛口ですが、本作がシリーズ初めて方には普通に良作だと思います。

□ウキナーその1/32歳/男性□

長く続いてるこのシリーズですが、新しい仕掛けを追加してるのがちょっと裏目に出ている気がします。一作目は純粋に裁判バトルを楽しめたのですが、本作はシュミレーション色が強くなったと思います。このシリーズはシナリオがよく練りこまれているだけに余計な事しちゃったかなと残念ですね。過去のシリーズの雰囲気は壊していないのでそこが救いです。

□ぼんど/33歳/男性□

◆不満点があった人のレビュー◆

この手のゲームはシナリオが命だと思いますが、今回のは酷すぎます。とにかく、矛盾点が多すぎ。ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが、プレイ中ずっと頭の中は?だらけでした。また今回から新章のはずなのに前回までの主人公が出ていたせいで新章という感じはしませんでした。正直シリーズ最低作だと思います。

□SSS/28歳/男性□

システム的には進化してると言えるのだろう。カガク捜査にも新しい捜査方法が追加され、遊べる要素は増えている。ただし、主にストーリー構成を原因とするであろう以下の不満点があった。1)爽快感に欠ける ラストバトルが「法廷外の裁判員による票決」という形で決着したため、KO期待の格闘技戦が微妙な判定試合になったような、不完全燃焼気味の終わり方であった。「法廷は言葉による格闘技」を過去作品のキャッチコピーにしていた、同シリーズの本質から外れていると思えた。また、同じ理由により、物語への主人公の関与が限定的なものに見えてしまった。2)世界が狭くなった 4つのエピソード全てが結局は一つの物語に収束してしまう。そのため、過去作品に1~2つはあった、純粋に推理を楽しむためのエピソードの入る余地が無くなってしまった。弁護士が冤罪から被害者を救う話が無くなり、弁護士自身の個人的な因縁話のみとなってしまった。

□あんよ/35歳/男性□

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