◆大変面白かった人のレビュー◆ |
13世紀十字軍の時代,中東を舞台とした暗殺アクション。ダマスカスやエルサレムといった街が広大な箱庭として再現されている。アサシンであるプレイヤーは敵に見つからないよう行動するのではなく,行き交う群衆にまぎれて一般人のふりをしつつ要人に接近し,暗殺後はまた群集にまぎれて敵の目を欺き逃走する。本作のポイントは「人ごみにいながら注目を浴びないようにする」ソーシャルステルスというポリシーと,簡単操作でリアルなアクションをこなせるフリーランニングシステム。前者は,数多ある忍者系アクションの「見つかったらアウト」とは大きく異なる感覚。後者は,これまたシビアな操作が要求されるゲームが多い中,右トリガー+Aボタン押しながらスティックを倒せば段差をものともせず梯子は上るし建物の縁ではジャンプするし取っ掛かりがあればつかまるし,といった感じで操作ミスの心配がほとんどない画期的な試み。このおかげで「どうやって要人に近づくか」「どんなルートで逃走するか」というところに集中できる。ゲームの流れとしては,街でスリや盗聴・尋問などして要人の警護をかいくぐるための情報を収集し,必要な情報が集まったら暗殺実行・逃亡して身を隠す,というパターンの繰り返し。非常にハイレベルなグラフィック。プレイヤー(アルタイル)のアクションがいちいちかっこいい。ビューポイントと呼ばれる建物に登って周囲を見渡すとマップ情報が更新されるのだが,この演出がすごくかっこいい。音楽は全体的に控えめ。ロードは長いが,最初に街に入るときのみであり,チュートリアルも入るのであまり気にならない。完全新作ということで,荒削りな部分も多々ある。難点を挙げると(1)セーブが1ヶ所でかつオート,(2)ミッションの種類が少なく単調作業になりがち,(3)街と街の移動がややめんどくさい,(4)ストーリー上で行き先を選べるが順番に行かないとムービーシーンの辻褄があわない等のバグ,(5)イベントシーンをスキップできない,(6)収集系の実績が非常にめんどくさい,といったところ。特に(2)は次回作で大きく改善を期待したいところである(3部作が予告されている)。(6)は実績システムがなかったら絶対にやらなかっただろう。 |
□那須了/32歳/男性□ |
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